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胡皇后(ここうごう、生没年不詳)は、北斉の後主の2人目の皇后。本貫は安定郡臨涇県。 == 経歴 == 隴東王胡長仁の娘として生まれた。叔母の胡太后(後主の生母)により宮中に入れられ、弘徳夫人に立てられた。左昭儀に進み、後主の寵愛を受けた。572年(武平3年)8月、斛律皇后が廃位されると、陸令萱が穆夫人を皇后に立てようと画策したが、胡太后が許さなかった。祖珽が胡昭儀を皇后に立てるよう請願し、ついに皇后に立てられた。しかし皇后自身は穆夫人が皇后にふさわしいと考え、胡太后の意見に反対したため、胡太后の怒りを買って、その髪を剃られ、家に送り返された。この年の12月に廃位された。後主は胡氏の身を思いやって、事あるごとに物を贈って意を示した。577年(承光元年)、胡氏は廃皇后斛律氏とともに宮中に召し入れられたが、数日のうちに鄴は北周軍の攻撃により陥落した。後に胡氏は再嫁した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「胡皇后 (北斉後主)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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